はてはてマーチ

「高橋大輔」を好きなだけ語るブログ

村元哉中/高橋大輔 世界選手権2022

村元哉中/ 高橋大輔 World2022
RD ソーラン節&琴

かっこよかったーーー!


www.youtube.com

多分自分はこれから、ソーラン節はこの世界選手権のをリピートしまくる予感がする。トメもキレも大好きだ。
シーズンラストの試合で、めっちゃカッコイイ”ソーラン節&琴”を見せて頂きました!

当事者の高橋くんと哉中ちゃんは悔しかったかもだし、特に高橋くんは大幅の失点になったツイズルのミスがめっちゃ悔しいだろうなあって思うし、実は見てるだけの自分も、そこに一瞬ズーンとしたのは事実なんだけど、でもやっぱりですね、何回見返してもカッコイイ!
かなだいのソーラン節は最高にアガルし最高にスカッとする!
二人の気持ちの切り替えもさすがでした。

初戦で見た時から、哉中ちゃんの動きのキレの良さ、ヒップホップなカッコよさに感動してた。あの高橋大輔の隣で、ヒップホップ踊ってカッコイイと思うスケーターが、ここにいたんだ!!!って。

あ、もちろん、高橋くんは文句なくめちゃめちゃカッコイイ。でも、高橋くんがヒップホップでカッコイイのは私の中では、当然っ!!!なので。
明日の太陽が東から登るのと同じくらいのこの世の法則で、高橋大輔×ヒップホップがハマるのは、自分にはもはや期待ですらない、宇宙の真理
気になるのは、二人で踊ってどうなのか。アイスダンスとしてどうなのか、そこだけだったんですが、初戦からいきなり二人でキメてきてくれて、しかもどんどん良くなっていって、いつもワクワクさせてくれる楽しいプログラムでした!

よくぞ哉中ちゃん、競技から離れている間にダンス留学でヒップホップやってくれてたもんだなあ。
高橋くんからアイスダンスの返事をまだ待ってる間(あれは2019年の春かな?)、L.Aまで行って陸ダンスの修行してたんですよね?
自分自身の向上のためにだろうけど、やっぱり高橋くんと組む日を念頭に動いてたのかも知れない。その時のダンスレッスンの成果は、確実に今季のプログラムに出たはず。

先がどうなるか分からなくても、前を向いてしっかり準備を進めるのがどんなに大事か、でもどんなに大変で難しいか…。
特に先行き不透明だらけの昨今、哉中ちゃんのあの時の姿勢の結果を、今見せてもらいながら、めちゃめちゃ力を貰ってます😭
振付に加わった矢内康洋さんによれば、プログラムが決まった後も、ヒップホップの猛特訓があったらしい。そっかー。二人ともめっちゃ頑張ったんだろうなー。

何かも好きだけど、試合が重なるにつれて好き度が増したのが、ヤーレンソーランでグイーングイーンと行くとこ。
二人が一体となってエッジと体がグッと倒れて、スケートの軌道がグワッとしたカーブになる。なのに上体は全っ然ぶれない不動で、足元だけがエグい角度なのが、とってもとっても荒波を突き進む船でカッコイイ!(※個人の妄想)

やっぱりソーラン節のためのステップとしか思えない。
これが実は、決められた課題のパターンダンスだとは、ハマりすぎてて毎回びっくりです。
なるほどブルースの重み。リズムで決められたパターンには、やっぱりちゃんと深い意味があるんだな。

後、ヒップホップで高橋くんの軽くてピタッと止まるあの感じが、たまらん!
哉中ちゃんのトメはまたちょっと違って、しなやかでシュッと止まる、あの二人の微妙な違いがまたとっても好き!
こうゆうハーモニーみたいなのが、二人でやるアイスダンスならではの良さだなあ。

FD La Bayadère
ラ・バヤデール 


www.youtube.com

ワールドのフリーダンス(FD)は結果を知ってからの鑑賞だったけど、やっぱり演技って数字じゃ全然分からない。
勿論、数字も十分凄いんだろうけど、今季のかなだい比では低かったから、だいぶ構えて見始めたんだけど、なんのことはない、ふんわり優美な幸せのラ・バヤデールでした。

華やかで素敵で、表情とかエネルギーとか演技そのものが、細部で繋がってきた感じ。すごく細かく練習して磨いてきたんだろうな〜。

と、アイスダンス鑑賞の素人としては思ったけど、RDと同じく技術点は取りこぼしがあったらしく、レベルアップのために新しく入れたリフトのミスでは、だいぶ点を失ったらしい。
でもその技術とこの表現が合わさってきたら、また一つ一気に段階が上がるってことですね!成長を目指してのミスは良いミスだから。この先が楽しみ!(来季あると思い込んでる)

あのね、そもそもね、国際試合4試合目で、Top10を目指すって目標が、ちょっと規格外過ぎると私は思うのですよ!バンバン
結成2年目どころか、男性の高橋くんはアイスダンス始めてまだ2年目ですのに。(確かに規格外の人ではあるけど)

と思ったら、哉中ちゃんも試合後に仰ってました。
皆さん忘れがちがけど大ちゃんはまだ2年目なんですよ〜って(笑)
なんかだいぶ凹んでそうな高橋くんに向けてすごいこと為し遂げたんだよ!(ガシッ!!)って伝える哉中ちゃん。ホントですよね。でもあのタイミングで言うとこが、なんて可愛いパートナーなんだ。きっとずっと伝えたかったんだろうな。

ご本人達が、その目標を「掲げるのは自由だから〜」とか言いながら、ブレずに目指すって公言し続けたのは頼もしかった。すごいなーって思ってた。
でも、本人達以外がそれを当然として期待してしまって(まあ出来そうな気がしちゃうところがホント規格外で、大いなる新人過ぎ…笑)、16位の結果に「〜位に終わる」だの「目標に届かず」だの、やたらネガティブに書いちゃってる記事の記者達は、ちょっと色々感覚が麻痺し過ぎ(笑)。もしかして高橋大輔魔法使いか何かと思ってるのか?
(私も別の意味ではかなり頻繁に本気でそう思うから人のことは言えない〜)(もちろん2年目で16位のすごさを認識してる記事もある)

まあ、メディアだけじゃなく、五輪には選出できないと評価したカップルに、来季の二枠を期待する(=Top10内)、と随分ちぐはぐで不思議な言動をしたのが、日本のスケート連盟だったわけで。スケート素人のメディアが混乱するのも無理はない。
多分、かなだいのポテンシャルが、誰にとっても未知数過ぎたのか。なんせ高橋大輔って方は予測不能!笑

高橋くんも哉中ちゃんも、目標を公言したら、達成出来なかった時にゴチョゴチョ言う人が出るのは想定済みだったと思うし、それでも自分達の士気の為に、高く目標を設定したんだと思う。
私としては、彼らの高い心意気に、周りまでもがそれを当然のように扱うのはやっぱり納得いかないけど、それだけ期待したくなる人達なんですよね。
実際に今回ワールドでの採点からも、大幅に点を失った大きなミスが2つあってのこの結果は、取りこぼしを防げれば、目標に届いたかも知れない事が見えてきた。
たった2年で、しかも初年の1年はコロナの影響でメチャメチャ予定が狂った中で、よくぞここまで…(泣)
哉中ちゃんじゃないけど、「すごいこと為し遂げたんだよ!(ガシッ!!)」
これはもちろん、高橋くんだけじゃなく哉中ちゃんにも伝えたい!

かなだい、すごいことをやり遂げて下さいました!
ありがとうございます!

今季まとめ

国際デビューとなったNHK杯と直後のワルシャワカップは、無欲でのびのびした演技に見えた。でも五輪最終選考となった全日本からは、勝ちたい、結果を出したいって気持ちをはっきり出すようになってたのも、感慨深い。

高橋くん2018年のシングル現役復帰時は、そんな感じはなかった。全日本で2位になっても、3枠ある日本代表の打診を辞退したくらいだ。
それが今季中盤からは、本気で世界で戦いたいって気持ちが出てた。
見てる方としてはどちらの時も楽しいし幸せだったけど、その気持ちの変化はなんか嬉しい。

結果を出したい気持ちの中で、転向たった2年目で世界と戦う重圧がどんなものだったのか、自分には想像もつかない。メチャメチャ大変ってくらいしか分からない。
でも、ご本人は悔しい思いもいっぱいあったとしても、側から見えていたもの以上に、たくさん収穫のあった充実のシーズンだったんだろうな。

応援する側の自分としては、久々の激しすぎる一喜一憂に、アスリートを応援してる感がメチャメチャあって、ワクワクドキドキの、楽しいジェットコースターシーズンでした。
寿命が伸びたり縮んだり忙しかったけど(笑)、いつだって最終的には幸せなのは、高橋くんと哉中ちゃんの清々しい姿勢のお陰です。
二人とも、ずっと爽やかに、前を向いて挑戦する姿を見せてくれて、本当に

ありがとうございます!


で、色々未知数だったかなだいも、今シーズンを終えてやっと世界での位置が見えてきて、私としては、こっから!いよいよ!ってワクワクしてしまうのですが、かなだい組が来季続行かは不明。
いちファンとしては、もっと見たいですが。お二人の判断を待つしかないし、どうなるにしても応援が続くだけなんだけど、でもやっぱり新しい競技プロブラム、見たいな〜。

だって、来シーズンはRDの規程がラテン・アメリですってよ!(訂正4/13:まだ来季RDは定かじゃないらしいです)
哉中様の抜群のダンス能力がこれ程はっきりしたからには(高橋くんのは知ってた)、村元高橋組の踊りまくりプロとかもっと見たい。踊って欲しい音楽の候補が目白押しですー。
それに、フリーはラ・バヤデールしかまだ見てないし、是非今度は違う感じので、哉中ちゃん大ちゃん、どうでしょう?
(大人しく待てなくてすみません)(どっちにしてもお二人の選択についてくだけです〜)