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「高橋大輔」を好きなだけ語るブログ

氷艶hyoen2019 発表されました!

2月中旬に突然始まった氷艶の公式HP http://hyoen.jp の謎のカウントダウン。
カウントゼロの昨日25日8:55amに無事、氷艶2019が発表されました!

今回はフィギュアスケート×源氏物語で、宮本亜門さん演出。
題名は「月光(あ)かりの如く」。
主演の高橋大輔光源氏

源氏物語
自分がかつてふわっと現代訳を読んだ時は女性達ばっかり印象に残ってて、あんまり光源氏への思い入れってなかった。
なので最初聞いた時はちょっとイメージ湧かなかったんだけど、会見とかでだんだん明かされる役の概要を聞いて、俄然気持ちが踊ってきました!

宮本亜門さんによれば、氷艶は源氏物語原作と少し変えていくそうで、単なるプレイボーイではない奥深い心にじわっとくるような高橋さんの光源氏を、と。
で、その亜門さんの高橋くんのイメージは、良い意味で影と切なさのある、人が近寄りたいけど近寄れない感じ。

それを聞いたらなるほど!っと。それなら自分も感情移入しやすそう。
そもそも外伝って言ってたし、脚本が都部さんだし。(前回のトベさん脚本の氷艶は何でもアリなぶっとび方、かつ役柄のイメージがありきたりじゃないのにビタっとハマってた)

そしてキスクラ編集部さんがツイッターで見せてくれた会見の時の資料によれば。

光源氏(高橋大輔)は月の光をうつす孤独な貴公子。夜空に浮かぶただ一人、孤独な光、月の人。

対して光源氏の異母兄、朱雀君(ステファン・ランビエル)は日の光を継ぐ為の王子で、幼き日は光源氏と友として過ごすが、望まないまま光源氏と争う事になると。

おおぉぉぉ、その設定を二人のビジュアルで考えただけでなんかどんどん沸き立って来ました。

孤独な光の月の人か…。
…ワカル。ワカリマス。
ポスターの光源氏の泣きぼくろがとてもよく目立つ訳もよくワカルぞ。ワカリマスとも。
(コレ!)

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義経さん(前回の氷艶)ではメイクに隠れてた泣きぼくろを、敢えてクッキリとね。ええ、そうでしょうとも!ワカリマス!!!

そしてランビ兄さん(朱雀)は、日の光でありながら母の愛が強過ぎてその他の愛に恵まれず、望まないまま義弟と争うという、こっちも十二分に影を感じるキャラクター。
そしてラ、ランビさんの平安衣装…。ウキャあ!楽しみ!
それを言ったらユリア・リプニツカヤ嬢の紫の上も想像だけでワクワクします。
まあ全員楽しみなんだけども❤️

リプちゃんって、自分の中ではソチ五輪の赤いコートの少女(フリー:シンドラーのリスト)のまま時が止まってて。あの透き通るような彼女独特の雰囲気が好きだった。
でも色んな事があって表舞台で見られなくなってしまって…。またいつか滑るとこ見たいって思ってたんだ。
彼女がまた氷上で輝くところが見られるなんてすごく嬉しい。😭😭😭

そして私、宝塚ってまだ観た事ないんですが、会見動画で拝見した元宝塚の男役トップスター柚希礼音さん。さすが佇まいがカッコイイ。
資料によれば、海賊の長として育てられたが実は女性の「松浦」役。って!
これは!
ただ男装の女性ってんじゃなく!
権力に縛られない自由の象徴、海賊の長!
荒くれもの(多分)の海の民に慕われる海賊の長!
で、光源氏を助けると。そして光源氏に心奪われると!!!
つまり源氏への女性としての恋心を秘めつつ男性として彼を助けていくのですか???
ちょ、ちょっとそれ設定だけでも素敵過ぎて切な過ぎて、もう既に惚れそうなんですけど。松浦さんに。私が!

もしや登場人物みんな切ない系?

こうやって妄想の病がどんどん進みそうだけど、この段階であんまり拗らせてもその後の鑑賞に支障が出るとマズいので程々にしとこう。(でもするけど)(どうせ最終的には全部ぶっとぶんだし)

光源氏の親友役(頭中将)の福士誠治さんも気さくで面白そうな方で、高橋くん会見でも彼の言葉になんかめっちゃ大笑いしてましたが、なんか楽しそう。素敵なコンビが見られそうで楽しみ。
福士さんもご自身のブログで、高橋くんの事「とってもとっても素敵な方」って仰ってますね。相性良さそう!ますます楽しみです!
平原綾香さんとは以前にも一緒にお仕事されて楽しそうだったし、亜門さんも伝えられる事はなんでも伝えるって真剣に仰ってた。
柚希さんのスタッフさんもステージ裏では初対面とは思えない盛り上りだったとツイートされてたり。出演者同士の和気藹々な雰囲気が早くも会見で醸し出されてた気がする。
氷艶2019もきっとスッゴイものになるんだろうなあ。楽しみです。

なんせ、主演の高橋くんが競技者の身体を持った上で、パフォーマーとして生きていく覚悟を決めてくれちゃってる状態ですし。
競技者の身体での表現の追求、ですもんね!
「今の体でどれだけ表現できるか楽しみ」って高橋くんご本人が仰ってますが、こっちも楽しみ過ぎて頭の中がてんやわんやデス!

練習時間を大幅に取られる氷艶での主演を、亜門さんが競技に支障が出ないか心配されたそうですが、「アイスショーも含めてスケートの可能性を最大限に広げたい」とショーと競技の練習の並行を決めている高橋くん。
(日テレの動画より)
高橋大輔「今どれだけ表現できるか楽しみ」|日テレNEWS24

Numberの松原孝臣さんの記事によれば、同じ問いに彼は、作品のための稽古も糧になると答えてる。☺️

高橋大輔が光源氏に。2019年夏、あの『氷艶』が帰ってくる! - フィギュアスケート - Number Web - ナンバー


昨年夏の競技復帰宣言でその覚悟を聞いた時はめちゃめちゃ嬉しかったけど、こんなに早く表現にフォーカスした本気の高橋くんを見られる事になるなんて。競技をやりきってもう一度引退してからなのかなあ、と思ってた。
それが競技と並行して追求してくれるなんて!
一生現役の気持ちのつもりなんて!
競技とかショーとか関係なく。いつでも最高のパフォーマンスを。その境地にいるんだ。それを本気でやるつもりなんだ。
あああああ嬉しい。
高橋大輔って人の出す答えはいつだって自分には予測不可能だ!

自分が高橋くんに勝手に感じる魅力って、多分この王道を行かない所なのかな。
ちゃんとめっちゃメインにいる人なんだけど、あんなに長年真ん中でトップ走ってた人に変な言葉かも知れないけど、なんかやっぱり全然メインストリームじゃない感じがする。
やることなすことなんか斜め上なの。
でもそこが好きなんだ。まるで予想のつかないところが。
常に先端、なんだな。先駆者

全然優等生じゃないし。(そこも好きだ!)
氷艶の宣伝で出た「スッキリ」(2月25日)でもなんかぶっちゃけてたし(笑)。自ら積極的にアスリート的優等生イメージはぶち壊しにかかるし。清々しい(笑)。
でもやってる事はめちゃめちゃ変態 最先端カッコイイんだ!
自分にとっての高橋くんのイメージの一つはそんな感じです亜門さんー!(聞かれてない)

歌舞伎とのコラボだった氷艶2017破沙羅も、出演者皆さん和気藹々で、素晴らしくぶっとんだエンタメでした。こちらの二次展開はどうなるのかな。宣伝も兼ねてこっちの氷艶(破沙羅)の話もどんどん出るといいな〜。

ところで、前回出演のDRUM TAOさんやチームラボさんは…。まだこれからどんどん発表があるかなと思ってますが今回はどうなんでしょうか。また見たいなー。

前回に引き続きアーティスティックコンサルタントのVogueの記事も。
ここでは光の君の動画が見られます〜

www.vogue.co.jp