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高橋大輔 沼への道 step17 キャラバン

前エントリーから引き続き、アイスショー「フレンズオンアイス2014」について。
このショーで初披露だった高橋くんのソロは、ジャズのCaravan(キャラバン)。
すごく楽しくてウキウキする大好きなプログラムでした!

で、ウキウキ感想を書き始めたんだけど、書いても書いてもなんかしっくりこない。なんかまとまらない。
こんなに書きたいプロなのになんでだろう???と暫く考えてやっと分かった。

キャラバンを見て自分が感じた気持ちの中に、書かずにおこうとしてる事があって(書かなくてもいいやと思ったからなんだけど)、でもそれが意外と自分の気持ちの真ん中辺にある事だった、という事みたいです。

「Caravan」は文句なしに格好良くて楽しくて、高橋くんも思いっきりはっちゃけて演技をしてくれた。
めちゃめちゃ楽しかった。なのに、そこに小さな痛みを感じてしまう自分がいまして…。
ただそれは、あまりにも自分勝手な妄想と感傷をてんこ盛りにさせてる気がしたし、この格好良いプログラムの感想にそぐわない気がしたので、感想としては省くつもりでいたんです。

でも自分はやっぱり、この勝手に感じたちっちゃい痛みひっくるめてこのキャラバンがすごくすごく大事なんだなあって思う。大好きなんです。このちょっと息苦しい暑苦しいキャラバンにこそ落ちたんです!大好きなんです!

という訳で、いつにも増して勝手な妄想と感傷の多い文になるけど、その部分も含めないと、自分の好きを書き表せないようなので、そのまま書いてみます。超個人的妄想文!(前置き長過ぎ!)

フレンズオンアイス2014 ソロナンバー
Caravan (Duke Ellington)

まずこれは、「高橋大輔をいかに格好良く見せるか」大熟考プログラム by 振付師:宮本賢二、って事で間違いないでしょう。
同じアイスショーの他のプログラム(宮本さん振付・高橋くん出演の)も、そんな気がしたりしなかったりしたりするんだけど、このソロプログラムは正真正銘絶対そうだ(知らんけど)

ただどっぷり音楽と高橋大輔のカッコイイに浸ろう!そうしよう!それしかない!という(宮本さんの)勢いを感じた。

ショーマンシップ

真っ暗なリンクにパッと照明がついて浮かび上がる高橋くんの表情が、既に憎らしい程に伊達男の雰囲気で、その視線だけで一気に世界に引き込まれる。
リンクの中央で、ドラムと一緒に身体でカウントを取って動き出し、力強い金管楽器の音の勢いにパッと全身を翻してポーズを決める。
もうこの出だしからヤラレタ。

アップテンポで動きまくるのに、動きの一つ一つに余韻というか、余裕綽々の貫禄で、なんか腹立って来るくらいにカッコイイ。一挙手一投足カッコイイ。

洒脱で茶目っ気のある色男っぷり、あざとい程の伊達男っぷりを、なんて自然に鮮やかに見せてくれるんだ!ありがとうございます!
非日常の夢のような楽しいショーの世界に誘われて、あっという間に取り込まれる。

キラキラのなにか

腕一つ振り上げるだけで、なんであんなに空気動かせるんだろう???
ヒューンってなんかキラキラしたもの出してくるし。
そして動きの合わせ方が、ドンピシャでツボ。ココ!ってトコにハマる。正確には、高橋くんの動きを見て、そうソレソレ❤️ってなる。

腕を揺らすだけでも、その緩急で、キラキラした何かがどんどん出て来る。あれはなんだ?魔法?(本気の問い)

高橋くんの数あるプログラムの中でもジャズナンバーは確か初めてだけど、金管楽器の派手さに負けない華やかさを魅せられる人だ。見せる動きがいちいち小粋で、力の入れ加減、抜け加減が絶妙❤️

大人の男の艶っぽさと余裕、いたずらっ子みたいな可愛らしさがギュッと詰まってる。
この可愛らしさが曲者で、やたらキラキラと魔法の粉を撒き散らしてくるんだけど、これは衣装からくる印象もあったかも知れない。

衣装の効果

上下黒のスーツなのに、なんと上着の裏がキンキラキン!
この金色はフレンズオンアイスの時だけだったんだけど、裾が翻る度にゴールドがキラキラしてめっちゃ煌めく。

その後のショーではこの金裏地なくなっちゃったのが密かに残念だったんだけど、ひょっとして動きづらかったんだろうか。

上着の表面もキラキラと光る何か(スワロフスキー?)が散りばめられてて、動く度に光の粒子が飛ぶ感じ。上着七分丈なのもネクタイがキラキラのマゼンタピンクなのも、ダブルボタンなのも、それがやっぱりマゼンタなのも、いちいち胡散臭くてめちゃめちゃイイ!

フレンズオンアイス版だけのギラギラ

ファンサービスたっぷりで愛嬌振り撒きまくり、観る側もテンション上がりまくり。

でも、そこに徹する事で何かを振り切ろうとしていた…気がする。
高橋くんの若干ヤケのような明るさを感じて、文句なく楽しいのに胸が痛い。

(この辺がかなり私の妄想全開で、事実とは大きく違うかも知れず。あくまでも自分の感じた事として書くんだけども。)

本当は高橋くんの中にエネルギーがほとんど残ってないのに、盛り上げよう、成功させよう、楽しませよう、そんな義務感みたいなもので、自分自身をすり減らすようにエネルギーを燃焼さてるような気がした。

それが見てて苦しくもなる。
でも燃やし尽くそうとする勢いで自分を燃やすような、その高橋くんの気迫に呑みこまれて、やっぱり胸が熱くなるんだ。
スケーターとしてその場に立つ、意地とプライド。

会場のお客さんも高橋くんのソレに気づいてて、そして彼の意地の気力に思いっきり熱狂で応えようとする熱さを感じた。キラキラに混じってちょっとギラギラも。

ただし!この熱気が、ブワンっとくるブラスバンドの重厚な音色とすごく合ってて、演者・音楽・観客の三者の相乗で、さらに会場のボルテージがガンガン上がっていく感じは凄かった。
なんと言うか、あれはあの時だけの不思議な熱気だったような気がする(TV前からの感想)。

ちょっと痛いけど本気でウキウキ、ちょっと辛いけどめちゃめちゃワクワク、多分ちょっとヤケッパチ、でもすっごく楽しい!!という、複雑怪奇な心理状態でした。私が。

その後別のショーでキャラバンを滑った時には、こんなギラギラは感じなかった。
その時にはもう少しサラッとした、お酒でも飲んでゆったり楽しんで見てて、みたいなクールでオシャレな感じ。

あの熱さは、このショーならではの観客との距離の近さのせいだったのか、あの時の彼の心を守る鎧だったのか。両方か。分からないけど。

でもとにかく、すごい熱量と気迫とプライドを感じた。カッコイイ人だと思った。
カッコイイ人だ。

そして、このショーのグランドフィナーレはPharrell Williamsの「Happy」だったんですが、この曲がまた胸にくる。

俺を落ち込ませようたって出来やしないよ、時間の無駄だよ、俺のレベルはなんせ最高でハッピーだからって歌詞で、軽やかに身体を動かす高橋くんを見ながら、
Because I’m Happy!
って言い聞かせるように心の中で歌いながら見てた。
(今なら心から共感できるピッタリな曲かもしれない♬)

この時は、悔しかったり苦しかったり、色んな思いがあったけど、仲間のスケーター達や、会場に集まった沢山のお客さん達からも、高橋くんを労って彼の気持ちにそれぞれの形で最大限寄り添おうとするような、そんなでっかい愛をいっぱい感じました。

あれが彼の心に届かなかったなんて事はなかったと思う。全部は受け止められなかったかも知れないけど、絶対に何かは届いてたと思う。

直前の怪我で演技を見合わせた、今年2018年のフレンズオンアイスでも感じたけど、集まって来るお客さん達の温かさを感じる、素敵なショーだなあと思います。

今振返って

今の高橋選手がとても幸せそうで、見てる自分も最高に幸せな今この頃を振返ると、辛くてもやっぱり愛おしいような抱きしめたいような貴重な時間だったなって思う。(二度と要らんけど)

高橋くんが今、幸せだって言ってくれてる事が、本当に嬉しい。
しかも幸せの源がスケートが楽しいからだなんて!!!
もうこれは、ファンとして望める限りの最大級の喜びだよ〜😭😭😭

先週の高橋大輔選手復帰戦・近畿ブロックの後は、あのフリープログラムに一目惚れして、絶対コレ完成形見たい!って自分の欲望が膨れ上がっちゃたけど、ホント自分はなんて幸せな欲張りを言ってるんだ。
高橋くんが幸せでいてくれて、幸せを振り撒いて、次々に素敵な贈り物をくれるから、どんどん欲張りになっちゃって困るねー(笑)。

あの頃を振返って改めて思った。
高橋くんはただただ自分の幸せを追求しててくれたらそれが一番!
それに尽きるわ!

結局それでこちらが幸せもらっちゃうんだけどね〜😊