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「高橋大輔」を好きなだけ語るブログ

村元哉中/高橋大輔 競技会からの引退

かなだいからの競技引退の知らせ

高橋大輔選手と村元哉中選手の”競技引退”を自分が知ったのは、世間のタイミングからはだいぶズレて、彼らが最初にインスタグラムで発表した日の翌日、5月2日のお昼頃にTwitterを開いた時だった。”引退会見”が予定されたほんのちょっと前。

最初の報告は1日の17時頃だったようなので、ネットには既に色々な媒体から情報が出てて、どんどん記事が流れてくる。
こっちは、ええええええ??いいい今ああああああ???って呆然としてると言うのに!前日からの情報がどんどんどんどんどんどんと!はっきり言ってパニックでした。笑

頭の中全然整理されないのに、次々と報道の言葉が溢れかえってて、じゃあ落ち着くまで読まなきゃいいのにそれでも読まずにはいられない。ってゆうか一次情報どこ?インスタ??どのインスタ??インスタをまず見ねばっっっ!!とか何とかバタバタワタワタして、感傷に浸る時間はあんまりなかったような。
今思うと、多分あまりの寂しさに耐えきれなくて、バタバタしていたかったのかも。

かなだいの競技は今季限りかもって覚悟は、もちろん自分もしてた。今やってるのが既に奇跡なんだから、いつ辞めたって全然おかしくない。
それでもぐんぐんとアイスダンサーとして成長し進化する高橋くんと哉中ちゃんを見て、まだまだマリーナコーチやトカチェンコさんの元で競技者として進化するかなだいの先を見たいと、自分勝手な願いを持ってしまってた。
表現は勿論、競技の技術的にもひたすら上り調子で、彼らの魅力を更に増強してて、たった3シーズンでもうここまで来るなんてこの先どんだけすごい事になるん?って、勝手な外野の自分が勝手に欲をかいてしまうくらい、どんどん素敵なカップルになってたし、競技復帰時から(自分が勝手に)心配してた右膝の古傷のことを頭から追いやってしまうくらい、かなだいのアイスダンスに夢中だった。

どうなるにしろ二人がスケートを続けるのは分かってたから、一応デンッと構えてかなだいちゃん二人の決断を待ってたつもりだったのに、いざ聞いたら予想以上に狼狽えて、寂しくてたまらなかった…です。

幸い、と言うか、なんせ自分の場合はその一報を知ったのが実際の発表の翌日昼だったので、割とすぐご本人達の生声が聞ける記者会見が始まりました。ナイスタイミング!お陰様で私の右往左往時間が短縮されました。

会見内容はここに書くまでもない。
大変有難いことに会見丸々の配信動画を各社で残してくれたので、いつでも本人達の言葉が、あのふわふわ笑顔sと共に見られます。ありがたや!
↓個人的に見やすかったテレ東さんのをリンク。(TV各社や一般紙、スポーツ紙からなどいっぱいあって、全部見ると多分マルチアングルで楽しめるw)

youtu.be

自分はまあまあ長く高橋大輔さんのファンで、これまでも高橋くんの行動には何度も驚いたり慌てふためいたり(笑)してきた訳なんですが、本当にいつだって、彼自身の表情と言葉でしっかり聞けると、心が穏やかに前向きに明るく落ち着いてくなって、今回もしみじみ思いました。
インスタライブもありがとう!!なんて素敵な人達なんだ。大好きだ

あんなにしょんぼりしてたのがみるみる落ち着いて、今は晴れ晴れと、二人それぞれの未来を楽しみにするばかりです。
競技会から退く大きな理由の一つが高橋くんの右膝の状態って事で、かなりびっくり仰天な今まで明かされてなかった辛い話もされたのに、二人が明るい笑顔で伝えてくれるから、納得と感謝しか出てこない。
高橋くんと哉中ちゃんには、ありがとうって一生言い続けても足りないなと思う。

今まで素晴らしい世界を見せてくれて、そしてこれからの未来も明るい希望で照らしてくれて、本当に本当にありがとう
もう寂しいどころじゃない。哉中ちゃん、新プログラムの構想もう考え始めてるみたい?(5/2「Live News イット!」フジTVより)ウホー!ワクワクしてきましたー!

競技者かなだいを振り返って

かなだいが競技に出た3シーズンは新型コロナの時期とも大きく重なってて、それだけでも本当に色々と大変な時期だったと思う。でも高橋くんと哉中ちゃんのお陰で、私にはとても幸せな3年の記憶にもなりました。
最後の国際大会2戦が日本開催で、ちょうど声援解禁のタイミングだったのは、本当に良かった!

あと、国別対抗戦で書いた感想と被るけど何度でも書きたい事。

村元哉中さま、
4年前、高橋大輔さんをアイスダンスに誘おうと勇気を出してくれて、ありがとうございます!

あの高橋大輔の世界が、ガッツリとパートナーと組むアイスダンスの世界でも広がっていくのをこんなに早く見られるなんて。きっと哉中ちゃんとじゃなければ有り得なかった。

実は最初の頃は、シングルで見てきた彼の特異な魅力が封印されるんじゃ…なんてちょっと不安もあったりしたんだけど、始まってみれば、高橋くんが哉中ちゃんと作り出す新しい世界、新しい魅力が開拓されていくのを目の当たりにできて、今となればこの”かなだい”の恵みを見る機会がなかった世界なんて考えられない!見られてよかった!

高橋くんがパートナーと組む事で醸成されたあの力強い包容力とか、相手に触れた指からも迸る感情の表現とか、哉中ちゃんとキャッチボールで作っていくライブ感溢れる世界観とか、とかとか…キリがない、とにかくいっぱいの、二人で組むからこそ見られるアイスダンスの魅力を、沢山教えて頂きました。
これからもよろしくお願いします!

そして高橋大輔さま、
村元哉中さんの誘いに勇気を出して乗ってくれて本当にありがとうございます!

素敵なアイスダンサー哉中ちゃんの続きが見られた。
彼女の素晴らしい才能と魅力があのまま埋もれる事なく、更に華やかに花開いていく姿を見られたのは、哉中ちゃんの勇気と共に、高橋くんの勇気のお陰でもある。

一度世界の頂点まで立ったスター選手が、違う分野で初心者の姿から世界に晒していくなんて、並の心臓じゃ出来ない。それなりに強い心臓でも出来ない。…違うか、もしも他人の評価に軸を置くタイプなら、どんだけ心臓が強くてもやらないと言うか、まずやりたいとか思わんよね。笑(どこの頂点にも立った事ないけど、私は想像だけで竦む!)

高橋くんが、他者からの評価より、自分の情熱を人生の軸にしていて、その為に邪魔になるプライドなら捨てられる潔さがあるからこそ出来た挑戦なんだろうな。本当に、表現を伸ばす為ならどんな突飛な事もしかねないくらい(笑)、高橋くんがそこに情熱を捧げてるからこそ。そう自分には見える。

かつて、自分のやりたい事が分からないと語っていた一度目の引退時の痛みから、よくここまで来たよなって、…ほんとすごい人だ。…あかん、急に泣きそう。

二人がそれぞれ自分自身のために決めた覚悟が、結果的にそれぞれお互いの為にもなってるとこが、もう、あれだ、エモいわ。哉中ちゃん大ちゃんの組合せだからこその化学反応ですよね。

会見で、競技復帰からの5年間で上積みされたものはありますか?と問われた高橋くんが、自身の心の持ち方の変化を収穫として語っていたのがすごく印象的だった。ずっと自分に自信を持つことに苦労してた高橋くんが、復帰してからの自分が本当に好きでと言ってたことが嬉しい。猛烈に嬉しい。

この3年、かなだいのアイスダンスの成長を見続けられて本当に幸せだったし、これから益々進化するだろうかなだいのアイスダンスがとても楽しみだし、アイスダンス以外の二人それぞれのこの先も本当に楽しみ。
ソロの高橋大輔はそりゃもう楽しみだけど、ソロの村元哉中も、ハイ!見たい!高橋くんが言った通り、哉中ちゃんも個で輝ける人。最後ファントムから飛び立ったディーバの今後も大応援デス!

高橋大輔さん、村元哉中さんに、これからも楽しみに憑いてついてくぞ!!!

まずはアイスエクスプロージョン福岡公演*1がやってくる。
もう今週末だ!楽しみ!!!
行かれる皆様よろしくお願いします。
あと、TV放送、どっかで!どうか!!
見ーたーいーー!!!

*1:高橋大輔プロデュースのアイスショー、氷爆ことアイスエクスプロージョン。今年1月に横浜であった公演を福岡で再演。日程は5月12日(金)〜14日(日)

www.ice-explosion.com

村元哉中/高橋大輔 EX:Love Goes (世選と国別の)

国別対抗選と世界選手権は、リズムとフリーの競技プロの感想は書いたけど、彼らのエキシビションナンバー、幸せの「Love Goes」についての感想も書きたい!

書きたい!と言っても書けることは、実はあまりないのですが…。なぜかよく分からないけど、かなだいのLove Goesの良さって私にはうまく言葉にできないのです、でも書きたい!

村元哉中/高橋大輔
世界選手権と国別対抗のEX
Love Goes (Sam Smith)

ただただ大好き。この世界が大好き一生この世界の住人でいたい!!!

なんかすごくすごく素敵な世界なんだ。大好きな童話や絵本を読んでるみたいな気分。
でも二人とも、例えばフリーのオペラ座の怪人みたいにプログラムの世界観を演じるってより(あれも大大大好きです)、ただ気持ちを解放してるって風に見える。二人の「素」なのかな。その解放が気持ちいい。


以前振り付けのマッシモ・スカリさんが、”これはカナとダイスケがアイスダンスのチームになっていく過程を描いた”みたいなことを語ってた気がする。確かアイスエクスプロージョンの時だったかな。(TV放送での解説で言ってたんだっけ?あれ?どうだったっけ?)
Love Goesのプログラムが村元哉中さんと高橋大輔さんの物語なら、この二人が大好きな私が喜びに打ち震えるのは当然と言えば当然か。
それにしたって世選のと国別のは好きすぎる。二人が納得のいく演技が出来た後のエキシビションだったからかな。

世界選手権のを観るまでは、Love Goesの完成形は1月のアイスエクスプロージョンのだと思ってた。あれも素晴らしかった。
それが、世選のLove Goesときたら!

二人ともがそれぞれ自由に動いてるように見えるのに、あんなに連動してるの、あれは何なの。静かに穏やかに始まって、二人からどんどん幸せが撒き散らされてくような、希望が溢れ出ちゃうような、何とも言えない多幸感に包まれるプログラム。
そして国別のLove Goesは更に幸せいっぱい!
世選の時の、一箇所だけちょっと危うかった最後のリフトも、国別バージョンでは完璧で、完全に幸せと希望と爽やかさばかりに満ちた晴れやかな演技。

二人の息の合い方、動きの連動、でも囚われない自由さ、なんかいろんなものが好き。何より二人の「アイスダンスが好き!」って気持ちがふわふわ飛んでくるのが好き。

このEXを見てると、競技を見てガンガンと昂った気持ちが、穏やかに明るい気持ちで収まって、また次の展開を楽しみに新しい世界へと前を向ける気がする。

ハイ!これからも、哉中ちゃん大輔さん二人の作る世界を、楽しみにしてます!