全日本、全日本が、フィギュアスケート全日本選手権がもうすぐ始まってしまう！始まってしまいますよーーーー。
でも私は、全日本の前に大事なことがまだ終わってない。
なんと11月のNHK杯かなだいリズムダンス(RD)の感想を、まだ書いてなかった。なんてこった絶対書きたい。全日本前に絶対書いときたい。
NHK杯2022 かなだいRD
Conga is Gonna Get You, Ahora, Move
はっちゃけ楽しいかなだいのラテンRD！
NHK杯では、後にあったフリーのプログラム「オペラ座の怪人」に浸り切ったままになってたけど（なんせ魔力がとんでもない…）、このRDもスッバラシかったのです！
まず真っ先に言及せねば！は、衣装の微変更。
微と言っても印象の差がでっかくてびっくり。
高橋くんのシャツ裾のひらみがなくなって、身体のラインがよりはっきり見える。
力強い肩まわりからギュッと絞られたウェストがよく見えることで、彼独特の動きのネコ科っぽさというか、しなやかな粘りみたいな動きがよく分かる。
なるほど、シャツのひらみも好きだったけど、これはイイ！
高橋選手は腰のポジションが激カッコイイ人なので、その魅力を全開で見せてくれる衣装、大賛成ですー。
若干ちょっとすごい…あのひらみが消えるのは惜しいけど、哉中様がめっちゃスカートヒラヒラさせてくれるし、高橋くんの方は潔く(?)魅惑の腰付を取ろう！
開襟部の謎の布は、………イイ、かな？イイ、ような気もする、かな？いや、やっぱわからんー(笑)。
ええと、とにかく胡散臭さは素晴らしく出てるし(笑)、縦に黒いラインが入ると引き締まって見える気もするし、って事でいいか(笑)。
哉中ちゃんの艶やかさも相変わらずサイコーです❤️
NHK杯でのRDは最初っからノリノリで見ましたが、そう言えば自分、２戦目のテンくんメモリアルチャレンジ(DTM)の時も、観る前は「襟を正して拝見しよう…」みたいな事言っといて、結局は踊りながら観たんでした（踊ると言うかただの謎運動）このRD。
で、あの時やってみて分かったけど、このプロは、動いて見るの、すごくイイ。緊張もほぐれるし、動くと楽しさが倍増する気がする！振付と動きのセンスがユニークで魅力的で、あんな風には踊れる訳ないけど、なんだか一緒に動きたくなるプログラム。
めちゃめちゃラテンなんだけど、哉中ちゃんも言っていたように、正統派ラテンではない。
高橋くんがラテンのイメージに挙げてた、”首をクッと伸ばして、背筋もクッと伸びてて”みたいな感じとは違う。なのになんか、ラテンっ！圧倒的にラテンっ！！！！を感じるのは、何がどうなってそうなるのかはよく分からないんだけど、なんだろう？とにかくこの湧き上がる高揚感、躍動感がカーニバル。楽しい！
あと速い。最初の動きの勢いとか、空手か？ってくらい速い。高橋くんが配信か何かで、あそこは時々お互いの手が当たって「いたっ」とか「ごめんっ」とか言いながら練習してる（笑）って言ってたけど、確かにあれは、タイミングがズレたら格闘技になりかねないかも（笑）。でもハマると「気持ちいい」と。はい。めっちゃ気持ちイイ！スカッとする！
村元哉中選手は、かなだい結成の最初から「アイスダンスに新しい風を吹かせたい」って言ってたけど、3年目続行の理由としても、「新しい風をアイスダンスに持って来られるんじゃないか」って話してた。
哉中ちゃんは高橋くんと組む＝何か新しいものをって気持ちが強いんだな。新しい風、吹いてますよねー！
物理的にも、動きが破茶滅茶に速いので、ビュンビュン風が吹いてる感じするし（笑）。勢いがあって気持ちがいい（笑）。
でももちろん速いだけじゃない。その間の動き。タメとかトメとかヒュッて動く軽さとか、とにかく動きの細部の細部まで好き。いちいちカッコイイのがたまらない。
演技後のインタビューによれば、高橋選手はだいぶ緊張してたそうな。そうだったのか。二人とも最初っからノリノリキレキレの豪快スピードで、RDでは緊張してるのとか自分は全然分からなかった。寧ろ動きがいつもより速過ぎて、途中で音が余ったり、リンク足りなくなったりはしてたような。*1
それだけ、あの振付の速さに二人が慣れてきたって事でもあるかなと思う。
ってことは、ですよ。振付が身体に入り込んできてるって事、ですよね？ややややこれはもう、明後日22日の全日本RDが楽しみで仕方がないっ！！滑り込んで磨き込まれたかなだいのコンガ、た・の・し・み！
明日はいよいよ全日本開会式。
二人が今ある力を出し切れますように！！！
良い大会になりますように！
あ、最後にN杯エキシビションの動画リンクも貼っとこう。
*1:高橋くんによれば、「過緊張と緊張は違う」から"緊張してる"と言う時も悪い意味とは限らないっぽい。ただ緊張度が高いと「エネルギーを使う」って言い方をしてた。なるほど。
