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「高橋大輔」を好きなだけ語るブログ

高橋大輔 沼への道 step20 ライラックワイン

このブログは、自分が高橋大輔の沼にちょっとずつ落ちていった道程を、プログラムごとに辿るために始めたブログです。

が、
それをやってる途中で、まさかの高橋くん競技復帰!!!となり、自分の頭がなんかパーーーーン✨ってなったので、最近は当初の目的のプログラム感想以外のエントリーが多くなってました。
でもどうしても書きたい過去プログラムの感想は、まだまだいっぱいあるのです。

という訳で今回の自分の沼への道振返りプログラムはライラックワイン」
題を書く為に数えてみたら、沼への道がstep20になってる…。どんだけ階段あるの。
選手が引退してから更なる深みに真っ逆さまって、まさかそんなオモシロコースがあったとは。

この辺からは、もう階段ってより地に足着いてない。どっかで踏み外して底抜けてた。
今や自分がいる地点が沼なんだか海なんだか温泉なんだか…。(熱帯雨林の大河って説も?🐟)
とりあえず深くて広くて面白い
たまに嵐が来るのもまた愉し☺️

"Lilac Wine" by Jeff Buckley

ライラックワインは、高橋くんの引退中の新プロの一つ。
振付は、彼のかつての選手仲間でもあるジェフリー・バトルで、初めてのタッグ。

初披露は、NY語学留学からの帰国後2つ目のアイスショー「スターズオンアイス2016」で、振付密着ドキュメント(TBSチャンネル)もあった。

このドキュメンタリーで振付のジェフリーと高橋くんの二人で並んで滑ってる練習シーンがありますが、これがドえらい眼福でした。
タイプの違うスケートなのに動きの間合いが一緒で、和音のように響いてくるのが素敵。よくぞカメラが入って見せてくれました!

高橋くんにとって、留学後再始動の初年だった2016年の時期。
まだこの頃は、彼の心の状態が自分にはよく分からず、どんな感じ?今の高橋くんどんな感じ?ってそわそわジリジリ待ってたので、この振付の密着番組と言い、その数ヶ月後のダンスの舞台「LOVE ON THE FLOOR」の密着番組と言い、放送してくれたTBSの担当スタッフさん達の存在がしみじみ有難かったなと、今ついでにしみじみ思い出した。

今年も先月高橋くんのお誕生日前後であの頃の再放送が流れてたそうで、高橋くんが迷っていた時に側で見守っていた人達が、今の高橋くんの活躍を心から応援して背中を押してるように感じて、きっとあったかいご縁なんだろうなあと勝手に感じ入ったりしてます。

プログラム感想

さて、このプログラムには、落ちるというより酔っぱらいました。
「ワイン」で「酔う」ってベタ過ぎ…ですが、そうとしか言い表せない。
ほろ酔いよりだいぶ進んでて、けどヘベレケまではいかないくらいのユラユラ感。

競技用ではないからこそのゆったりした魅力があって、伸びやかで繊細なジェフ・バックリィの歌声を、細やかに捉える高橋くんの感性が、ひたすらゆらゆらと気持ちよかった。滑らかに動く軌道にうっとり釘付け。
を魅せる人だ。ってゆうか、音に乗る感情を魅せる人だなあ。

それにしたって、ジェフ・バックリィ高橋大輔の組み合わせは凄まじい。

ライラックワインはメロディーの美しさも素敵だけど、バックリィの歌声がなんとも言えず甘くて深くて伸びる。
歌声なのかギターの音なのか分からなくなるくらい、ピアニシモの細い音量の時さえ綺麗に真っ直ぐ伸びるのが気持ち良い。
その抑えられた微熱みたいな熱さがそのまま高橋くんのスケートに乗り移って、これが渾然一体ってやつなのか、混じり合ってになってより深く響いてくる感じ。
あれ?高橋大輔ってジェフ・バックリーなんだっけ?とか、酔いの廻った頭(※ノンアルコール)でフワフワ考えだすくらいの一体感。

なんであんなに音楽そのものになれるんだろう。
音源が同じ録音でも、彼の身体から出てくる音楽がその時々でちょっと違ったりするのも不思議。
バックリィの声の伸び方とか、違う時がある。あるんです。
長く伸びる時と、すーーーっと空気に馴染むように消える時と。高橋くんの指先の動きで変わるの。あれ、すごいなあ。気のせいとは思えないんだなあ。
演技に酔っ払った中(自分が)での体感だけど、何度見てもそうなる。

リンク一面にライラックの香油が引かれたみたいな、ヌーッと音もなく穏やかに滑るスケート。
音楽と一緒に創り出される世界にどっぷり浸れる。音楽が動きの視覚で入ってくる。
この感想フレーズはいろんなプログラム感想で間違いなく何度も書いてるけど、何度でも新鮮にそう思って何度でも新鮮な気持ちでそう書いてしまう。

つまり高橋くんのスケートって、相当な確率で音楽に浸れる。
浸れるし溺れるし蕩けるし酔う
自分の高橋大輔のスケートへの絶対的な信頼は、多分これなんだな。

引退中のプログラムは、スポーツ的な技術では試合の比じゃなくても、音楽への浸り方はますます尋常じゃなく深くなっていった気がする。

目も耳も、五感に入る全てがただただ気持ちよく、ほわ〜〜〜っと見蕩れてしまって怖いくらい。麻薬みたいな。知らんけど。
ものすごく気持ち良い懐かしいような温かさがあって、胸が締めつけられるくらい寂しいってゆう。なんだろう。
実生活では、そんな切ない気持ちってなかなかならないのに、高橋くんのスケート見るとしょっちゅうぎゅうぅぅぅぅっとなるんです。
あのカタルシスが中毒を呼ぶのか。
やっぱり麻薬なのか。

演技が披露されたのはスターズオンアイスの他に2016年のザ・アイス、フレンズオンアイス、カーニバルオンアイス、2017年のゴールデンモーメントハワイ(他にあったかな?)。

自分は最初に見て惹かれたスターズオンアイス(東京公演の黒い衣装の方)のが好きだけど、途中でダンスの舞台(LOVE ON THE FLOOR)の練習が入って身体の使い方が少し変わったザ・アイスや、そのちょっと後のフレンズオンアイスのもいいし、ビジュアル(髪型)的にはカーニバルオンアイスが好き。

ちょうど今、庭のライラックの花芽が膨らんできて、蕾の濃い紫が本当にワインぽいなあとか思いながら眺めてます。
陶酔と退廃の入り交じる素敵なプログラムで、春の気怠い日、特に湿り気のある雨の日とか、このライラックワインがとても似合うと勝手に思う。

今日は綻び始めた花に4月の雪が積もって冷たそうだったけど、冷たい雫でアイスワインとか出来そうな雰囲気でした🍷

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