やっと見られましたフレンズオンアイス2022の放送。
かなだいの放送プロは今季のリズムダンス(RD)の方。ヤバイとは聞いてましたがヤバイ!猛スピードのピンポイントでツボに刺さりまくる!またも心臓破り(私の)なプログラム、キマシタ!
かなだい リズムダンス(RD)
”Conga and Rhythm is Gonna Get You “,”Ahora“and “Move”
今季シニアのアイスダンスにおけるRDの課題はラテン。
課題発表された瞬間から、かなだいのラテンダンスを楽しみに待ってた人は多いはず。私もです!その注目のRDプログラムが、ついにフレンズオンアイス2022(荒川静香さんプロデュースのアイスショー: 2022/8/26-28)でお披露目に。
振付は、公式発表だけで総勢6人。
Marina Zoueva/ Ilia Tkachenko/ Maxim Kozhevnikov/ Sarry/ 矢内康洋/ Randi Strong。
かなだいチームの競技用の振付は初年から複数人体制だけど、それにしても今回は多い。
前にズエワコーチが話してた*1、かなだいが指導を受けてる「元世界チャンピオンのプロダンサー」というのが、Maxim Kozhevnikovさんの事なんですね。初年のRD "Mask"でも振付師として名前があった方だ。
Sarryさんと矢内さんはかなだいと氷艶2019で共演したダンサーズ、Randiさんは元々ズエワコーチ陣と縁があるっぽいけど、高橋君と2016年のフロアダンス(Love on the Floor)で共演した懐かしのお姉さまでもある!競技以外での繋がりが、こうして競技に繋がってくのも感慨深い〜。
フロアダンサーの振付師の多さからも、超本気ラテンダンス習得への熱意が見えるようですが、まさに熱い!踊れる二人、哉中サマ×大サマの踊りまくりメラメラプログラム!
速い動きの中でキュッキュって二人で止めをシンクロさせるのって、本当にイイもんだ。めちゃめちゃめっちゃ好き。それがあっちこっちずっと続くのだ!
肩クイっ、腰キュッキュッ、足捌きでカッカッカッ。
しかも二人とも、緩急が、鬼!
最初っから豪速フルスロットルな踊りにガーーーーっと体温あがる。息も上がる。なんかジッとしてられなくなる。”You Wanna Move?” YES I DO!
オーエー!の掛け声(?)と一緒に叫ぶようなエネルギッシュなツイズルとか、私も叫びたい!(TV前ならOK)
この最初のアップテンポなコンガの後に"Ahora"のスローパートが来るんだけど、スローだからちょっと一息落ち着いたり…はできない!全然!けしからない!!
首筋への手の触れ方やら、足の絡め方やら、あとなんせ足元のエッジ捌きから出てくる艶っつやの何かにやられる。艶のオンパレードで血が昇る一方。哉中ちゃんも大輔さんも動きのうねり方が絶妙で、目からのめり込んで抜け出せない(モウナニ言ッテルカワカラナイ)!
そこからもう一度曲調が変わって("Move")、二人揃ってさぁ行くぜー!なパーカッション×ステップに、更にテンションがあがっていく。
あの、まったく、息つく暇が一瞬もないですよこのプロ(私が)、どうしよう。
"Can you handle this?" って二人が鏡合わせで目を合わせたまま、首クイって挑発し合うなんて、撃ち抜かれて息絶える(私が)。なのに、すぐに魅惑のステップなので、息絶えてる場合でもない。倒れた途端にムリヤリ蘇って、忙しい!
腰フリフリの哉中ちゃんの活気溢れる艶っぽさ、高橋くんのブレない体幹から繰り出される空間を操るゆらぎみたい動き。
首でアクセントつけるのも、最後のカラランって鳴る打楽器にそれぞれカラランって肩から胸部で振動を取るのも、そうゆう細部がたまらなく好き。これぞダンス!
プログラムに散りばめられたけしからん素晴らしいアクセントの数々と、大好きな曲線ムーブメントの絶え間ない怒涛攻撃で、なんか身体中が沸騰しっぱなしみたいになるんですが、私の血圧と心臓はこの先大丈夫なんだろうか?皆さん大丈夫でしょうか??心臓(と血圧も)はどう鍛えればいいんでしょうか???おしえて田中亜希子先生!*2
今回のアイショーではプログラム出来立てって感じで、RDに必須のリフトの要素も入ってなかったし、振付はまだ変わるだろうけど、次がどうなるかまた楽しみ!
二人でたくさん試合に出て、たくさん演技の機会があるといいな。
かなだいガンバーーーーーーーーー